「あたしさ、落ち着いて考えてみると准弥と別れた原因も、ゆったんにあったと思うんだあ。ゆったんよりも准弥の方が大事だって思えてなかったのかな。」
あたしはそう言って、空を見上げた。
「あたしも、原井くんが原因だと思うよ。てか、あたしはあの時から聖愛は原井くんのこと好きなんじゃないかなって思ってたし。まあ、聖愛が自分の気持ちに気付くまで時間かかりすぎてビックリしたけど。」
満那も笑って、空を見上げた。
あたしの気分がせっかく晴れたのに、今の空はどんより曇っていた。
「満那、ありがとう♪」
満那はニッコリ笑ってくれた。
「話なら聞けるからさ。なんでも言って?」
あたしは大きく頷いた。
満那がいて良かった。
こんなにいい友達がいて、あたしは本当に幸せ者だ。
それから少ししてチャイムが鳴って、あたしと満那は教室に戻った。
