なにを考えても、まず浮かんでくるのはゆったんの笑顔。
そして、それと一緒に笑うあたし。
カップルみたいに、でかけたり一緒に帰ったり、そんなことはしてなかった。
でも、ただ毎日当然のように連絡をとって、お互いのことはだいたいよくわかってて、会ったらどちらからもなく、仲良くおしゃべりしてふざけあって笑い合って。
「ゆったんと笑い合うのが、楽しかった。」
自然と言葉がでてきた。
「あたしが思うのと同じくらいに、ゆったんにも楽しいって…大切だって思っててほしかった…。思ってくれてるとも思ってた…。」
泣きながら言うあたしに、満那は優しく微笑んだ。
「そっか。じゃあ、それが今泣いてる理由ってことだね。自分でも気付かないうちに、そんなに好きになってたんだね。大切なんだね。その気持ち、大事にしていいと思うよ。」
「満那っ!」
あたしは、満那に抱き付いた。
