君への小さな想いを掲げて *a sequel*

いつまでも優くんの気持ちに答えられない私は、子供。
でも、今のままじゃ到底答えられない。

「もったいなーい。矢杉、めっちゃイケメンだし、爽やかで好青年でときにキューティーで…。」

「あはは…。」

「別の大学行ってんだし、他の子好きになっちゃうかもよ?」

「私、答えられるかどうかわかんないよ、この先。」

「あ、そ。まぁ矢杉のことだからきっと希凛一筋だと思うよ?」

「そんなこと…」

優くんはもっと私よりいい子がお似合いなのに。
何で私なんか…。

「あ、希凛ー」

「…噂をすれば影。」

私が口ごもっている間に遠くから優くんの私を呼ぶ声がした。
彩はそれを聞いて即座に振り返る。

「撮影、もう終わったの?」

「うん…。今日は講義ないから…」

「そっか…」

私も振り返り、優くんと目を合わせて話す。
途端に彩が持っていた携帯を閉めて歩きだした。

「やっばい!久賀さんランチに誘ったらオッケーだって!ってことで、私はいってくるわぁー。あ、2人は2人でなんとかなってて。じゃー」

なんとかなっててって…。
どんだけ適当なのさ。