海 side

「う~ん、でもなぁ」
志帆が言った。
「何したの?」
「あんたは、女って感じじゃないんだよなぁ」
確かに。
「ガサツだし、俺って言うし」
「ちゃんと女子に見られてるかな??」
「よし!!!うちらで聞いてきてあげるよ☆」
えぇ~~~~~~?!
「良いよぉ!!!」
「んじゃ、行ってきまーす!!!」

マジで行った…。あいつら。。。


何分かして2人が帰ってきた。

「海。。。言いにくいんだけどさ、、、」
「良いよ」
「女子として見てないって…」

正直ショックだった。。。でも、ここで泣くとか俺のキャラじゃないから、我慢した。

「だろ?俺なんかじゃ無理なんだよ・・・」
泣いてしまった...
「分かるよ。海の気持ち」
「無理じゃないから!!!」
2人は必死に俺のことを励ましてくれた。

「とりあえず、俺って言うのをやめなさい」
「あと、寝癖も直す!!!」
「はいはい。」



てゆか、俺...違った。
あたしって泣くくらい空のこと好きになってたんだな。。。