ドアが開き、弟に背中を押されながら

悪魔が来た

額に冷たいものが落ちる

「大丈夫か?木下!真っ青だぞ」

真っ青にもなる・・・・

「・・・まだ、大丈夫です」

悪魔の視線が俺を捉える

一瞬めまいが・・・

靖典さんが、肩を支えてくれる