とにかく、風呂に入れられ 出てくると、おぞましい痕跡は 片付けられていた 「・・・専務?」 振り返る靖典さん 「木下・・・どうだ・・・ ちょっとは、気分変わったか?」 変わるもなにも・・・ 「微妙です・・・」 苦笑いする靖典さん 「今ゆーくんが本邸から、服持ってきてるから」 本邸? 「・・・えっ?ここは?」 わけがわからない 「ここは一条の東の別邸!あそこのビルが本邸 目の前の洋館が、西の別邸」 ・・・・ 「えーーーーーーこれ全部一軒なんですかー」