夢を探して。 ==獣使い==


ノックの後に田中が名乗ると、扉の向こうから優しげな声が返ってきた。


「ああ、待っていましたよ。入って下さい」

「「「失礼致します」」」


声を揃えて(意図的にではない)中に入ると優しく微笑む高齢な男が座っていた。


「すまなかったね、田中君。どうだい、田中君も聞いて行くかい?」