きっと、何かそう思うに値する本人にとっては凄く大きな出来事があったのであろうと。 「…ま、僕も絵は好きだけど、観る専門かな」 にっこりとみなみに笑いかける。 「着いたぞ」 やや緊張したかのような田中の声でみなみは我に返る。 「失礼致します、校長。田中でございます」