「ちょ、ちょっと待ってよ。私、何もやってないって!」 慌てて叫ぶみなみに、クラスメイトは全員呆れた眼つきをして嘆息した。 みなみからすれば、自分には身に覚えのない呼び出しでそのような態度をとられる方が困る。 いまいち皆の反応の意味が理解出来ない松原はキョトンと小首を傾げた。