みなみは松原のその一言で渋々、 「いや……別に嫌ってわけじゃ…いいわよ。隣、座れば?」 などとぶっきらぼうに言う… ということはしなかった。 「本当!そうしてくれるの?ありがとう、じゃあそうしてくれない?」 満面の笑みを浮かべた。 「だめだ」