静まり返った教室に突然女子の歓声が響き渡る。 「うるさ……たかが転校生じゃん。なんであんなキャーキャー言ってんのよ…」 うんざりとした顔でその転校生の顔を見る。 そんな顔をしているのはみなみだけで、女子はあまりの格好良さに騒ぎまくり、男子も騒ぐまではしないが興味の視線を向けていた。