華「夜空さんどうしました?」
夜「何か聞こえたような気がして…」
華「へぇ~そうですかね?私は聞こえませんでしたよ。」
夜「そっか。…あ、そう言えば私のこと夜空でいいよ。」
華「じゃあ私も華楠でいいよ。夜空!」
夜「うん。…って何してるの?」
華「えーっと夜空が作った煮物に砂糖をちょっと入れようかと…」
夜「うん。入れるのは入れるけどその一づかみをすべて入れるのは明らかおかしいよね?」
華「へぇ~。じゃあミョウバンを」
夜「それは漬け物を作るときに入れるものだよね…?」
華「じゃあ塩を」
夜「一袋入れるわけがないでしょ。」
華「じゃあ何を一袋入れればいいの?」
夜「君の料理を食べて心から美味しいと言ってくれた人はいた?」
華「美味しすぎたのか食べた瞬間気絶してたよ~。みんな大げさだよね~。」
夜「悪いけどさ…今日はお膳を運ぶのをお願いしていい?隊士達を早死にさせないためにも。」
華「うん?いいよ。」
夜「途中で変なことしちゃったらだめだよ。」
華「わかってるわかってる!」
そう言って華楠は私が盛り付けたお膳を持って行った。こけたような音は聞こえなかったから大丈夫だ。…多分。
因みに今日の朝餉は
・鯖の味噌煮
・出汁巻き卵
・ほうれん草のお浸し
・ご飯
・豆腐と葱の味噌汁
夜「よしっと。じゃあ私もそろそろ行きますか。」
私はある程度片付けて平助君含む幹部の皆さんの所にいった。

追伸
幸い河南はご飯に手を出していなかった。