キミのテディベア




『咲良!!

ナイスピッチング!!』


同じクラスのやつに声をかけてもらって楽しそうに投げていた


咲良は投げるときも打つときも生き生きとしていた


それに楽しそうに笑っていた


がむしゃらにボールを投げる


楽しそうにボールをバットにあてる


昔と変わらない咲良の笑顔をみて俺はなんか安心した


咲良にまたあのときの笑顔が戻ったような気がして


もしかしたらあのとき以上に笑っているのかも


俺はずっと咲良のこの笑顔が見たかったんだ



「あ、一歩先輩と樹理先輩!?


お久しぶりです」