キミのテディベア




「咲良帰ろ??

これ以上こんなバカな会話につきあってらんないよ


誰だか知らないけど、咲良のこと悪くいってみな?

女の子だからって容赦しないよ?」


本気だから


べつに相手をどうにかして俺が学校退学になってもいい


どうしても咲良を守りたいから


それに咲良以上の存在なんていないから



「まさか樹理がきれるだなんてね?

ありがとう(笑)」


なんで咲良があんなに笑ってたのかはわからないけど


「マジであいつだれ??

咲良知らない??」


「知る訳ないじゃん!!

逆にあたしが聞きたいくらいなんだけど」