結城先輩のボクシングの試合を応援してる時…………



結城先輩が、


「この試合に勝ったら舞に、話したい事がある」



「………うん」



なっなんだろ……



少し期待しながら、
結城先輩の試合の応援をした。



いつも以上に、声を張り上げて、身を乗り出してタオルを、ぶるんぶるん回して応援した。



そして………



結城先輩は、宣言どおり試合に勝った。



リングから下りて結城先輩は、



「初めて会った時からっ…
俺は、むちゃくちゃでっ 無鉄砲で、ぶきっちょな舞が、誰よりも愛おしくて………」




う~っ…ちょっと
誉めてるのか 貶してるのかっ!
ぶきっちょで、悪かったわね………




「………そんな舞が、誰よりも大好きだ!俺と、付き合って欲しい!」



「…………」

えっ!まさかの告白?



それも、試合が終わりリングを下りて直ぐの皆のいる前で~



……うわぁ~ぁあ


初めて、ぶきっちょで良かったと思った!



皆が、わぁっと騒ぎたてる。



「舞っ!?返事は?」



「あっ!はいっ!こんな ぶきっちょな私でよかったら、宜しくお願いします。」


とっ結城先輩の手を両手で持って上下に
ぶるんぶるん振った。