「結婚してください////!!」



「付き合ってください!!////」



ややこしいことに巻き込まれた?



「ごめんね?結婚もできないし、
付き合えません。
色恋には興味ないんだよね」



ペコリと頭を下げる。



はうっ////



そんな声が聞こえた気がした。
が、無視だ。
スルースキルは常装備が基本だ。



にっこりと笑って、
一言口説き文句。



「皆さんみたいな美人になら、
こんなボクより相応しい相手が
見つかりますよ、きっと」



きらきらと向けてみる。



バタンバタンと机に
うつ伏せになる女子の皆さん。