そして、夜が明けた


「真菜~、そろそろ行くぞ!」


「うん、今行く!」


そして、俺達は家を出てみんなと合流し合宿先に着いた


真菜、暇そうだな


喋ると声聞こえるからおしゃべりできねーし


はあ…


つーかあいつどこで寝るんだ?


布団は有紗のと合わせて2つしかねーよ


すると、真菜が俺の近くに寄り、小声で


「布団入れて」


ん、……えっえっえ~!!!


つーか、そうするしかないんだ


はあ……


落ち着け、落ち着け


ダメだ落ち着かせようとすればするほど緊張する


すると有紗が近づいてきて


「真菜、どうしたの?なんかあった?」


「い、いやなんでもない」


そんなこんなしている内に就寝時間になってしまった


「あれ、真菜まだ寝ないの?

私は寝るよ、明日朝早いから」


「そうか……

おやすみ」


「おやすみ」

そして有紗は寝てしまった

………


「葉山、…寝ないの?」


真菜はもう布団に入っていた


「お、おう。ね、寝るか」


そして俺はドキドキしながら布団に入った