朝起きると、横にゆきちゃんが居ない

早く起きて、朝ごはんを作ろうと思ったの…
とかぶつぶつ言いながら、リビングに行くと、ゆきちゃんは、起きて部屋を暖めて、テレビを見ていた。

バタン

扉の音でゆきちゃんが振り向いた。

「絆、おはよう」
「ゆきちゃん、おはよう」
と若干キレて言った。
「何キレてんだ?」
と笑顔で言われた。

「別に」

と言って朝ごはんを作りはじめた。

「朝ごはん作ってくれんの」
「うん」
「マヂで!!!!
ありがとう」
と満面の笑みで言われた。

その笑顔は、反則だろ
くぅ〜、無理

って思いながら朝ごはん作った。
出来てテーブルに並べる。
「おっ!
うまそ」
と言って席に着いた。
箸を渡して、一口食べて

「美味い!
ありがとう!」

と笑ってくれた。
嬉しい!!!!

じゃ、お昼ご飯作っちゃおうかな
機嫌の直ったうちを見て、笑ってくれた。

本当に、最高の彼氏だ