「貴方は……誰ですか?」 よく見るとその人の周りが明るい。 しかも……獣耳と尻尾も! 「嗚呼…俺?」 「貴方しかいないです。」 私が尻尾を見つめているとその視線に気づいたのか…… 「俺は…人じゃない。狐の人間型。」 尻尾を持ち上げて彼はそういった。 【は……!?狐!?嘘でしょう?】 「ま、お前迷子だろ。街までつれてったる。」 「あ…ありがとう」 この出会いが一生忘れられない出来事になるとは思って無かったんだ。