__________翌朝。 「おい、ユサ。」 「な、なんでしょう。父さん。」 「トレヌーン学園いけ。」 「けっ、結構ですー」 「父さんはヘソクリ出してでも 行けと行ってるんだ。ほれ。」 ドサッとおかれた札束。 「これ、ヘソクリとかいう額じゃなくね?」 「まぁ、いいんだ。これでトレヌーン 学園行けるじゃないか!」 「………嬉しくないよ、父さん。」 感謝するべきだが、後に恨みに変わる。