「お願いします。唯をここに残らしてあげてください」

いつもは、絶対頭をさげない翼が深く頭を下げた

「お母さん!お父さん!私からも、お願い!のこらして!」

「ダメだ!もう決まったことなんだ!明日には、出るぞ!」

「そんなっ!」