長い長い夜の中で
あと何回ため息を還すんだろう
ざわめく日常に耳を傾けば
あの日夢みた景色の面影は
どこにもなかった

上手くいくことを成功と呼ぶのなら
上手くいかなかったことは失敗なんだろう
最後に得る形が全て喜びなら
僕らは今ここに居ないのに

分かって貰えなくて孤独を選んだんじゃない
頼れるのは自分 頼るのは他人
一人月明かりを浴びて眠る夜
傷みさえも忘れて
今いるべき場所に帰ろう
この孤独も幼かった日の昨日までも