ぱっ


目を覚ますとそこは真っ白な空間だった。


「ここは?」


俺はベッドに仰向けに寝かされ、何か白い布を被せられた。


「邪魔くさいな」


そう思い俺は布をどかそうとする。


「あれ?」


布は触れず、何度も試してみるがまるで手が透けているかのように触れない。


横をみると茂さんが俺の体に顔をつけ、泣いている。


「どうしたんだよ?茂さん」


しかし返事はなくただただ泣き続けるだけ。


すると辺りが光始める。


「まぶし、なんだよ?なんなんだよ!?」