――――――「まっ真白!!」


声がしたほうを向くとそこには想悟くんが息を切らし立っていた


「ど…どぅしてっ」


「てめぇら真白に何してんだよ」


想悟くんは普段からは想像できないほど低い声で怒っていた


「なにこいつ?邪魔すんなよ。おいお前ら追い返せ」


その指示で先輩2人が想悟くんに殴りかかっていった


「だめぇえっ!!」


とっさに目をつぶって叫んだ


―――――バキッ


「がっ!!!ぐぅ…ッ」


――――――バキッ!!




少し経って静かになり恐る恐る目を開けてみるとそこには先輩2人が倒れていた