愛するが故に・・・

そんなとき、偶々エレベーターで一緒になった。


「理香ちゃん…なかなか一緒できなくてごめんなさいね。

 今、ちょっと忙しくて…

 でも、それも今日で終わるから、また一緒に食事でもしましょうね」


『もちろんですよ。私はいつでもOKですよ。

 涼子さんに合わせますから、メールくださいね。』


「了解!

 理香ちゃんのその…彼氏は大丈夫なの?」


『はい。過保護だと思うのですが、ちゃんと連絡さえ入れとけば大丈夫です。』


「・・・・そう。」



チン・・・



涼子さんが降りるフロアーに到着して、涼子さんは降りて行った。