愛するが故に・・・

『あっあの…みなさん。

 私…もうご存知かと思いますが、森本理香って言います。

 今まで、数回しかきたことありませんので、

 初めてお会いする方もいらっしゃるかと思いますが、よろしくお願いします。
 
 あと、私には気を使わないでくださいねって言っても無理でしょうけど…
 
 こちらはみなさんの職場なので…お邪魔しているのは私ですし、
  
 本当に気を使わないでくださいね。
 
 和真さんが待っているので、これで失礼します 』



私は、言いたい事だけ言って、その場を後にした。