愛するが故に・・・

「理香…高山の事だがな・・・

理香を不自由にしてしまって悪かったな。

 そんなつもりじゃなかったんだが…」


『うん。ごめんな。こんなことで愚痴茶って…

 それより、ここに入ってくるとき大丈夫だった?

 和真さんの部下の人がいたでしょう…』


「ああ…三人にいたぞ。まあ、今日の格好もそうだが、

あいつら程度が俺の面を知っているともおもわねーから…

そのまま堂々と入ってきたぞ。

 声すらかけられなかったぞ…あいつらじゃいてもいなくても一緒だな」



『もう…そんなこと言って。そんな格好だったら、誰も気づかないよ。

 それにこの店の事は和真さんに言ってあるし…

 下手に声をかけて、営業妨害になったらまずいと思ったんじゃないの?』


「まあ…そうか。

 でも俺の大事な娘の護衛にはなんねーな。

 まだまだ、俺の護衛を外すことはできねーな」



?????

どういうことかな???