愛するが故に・・・

いやいや…それは私たちの間柄を知っているから言えるのであって…

和真さんとしては心配してくれているんだし…



『でも。・。・。それなんとかなんない?私、もう息がつまりそう。

仕事帰りに買い物にも食事にもいけないのよ。』



「本当に高山は惚れてんだな。まあ高山とて親父が本気を出せば

高山んとこの部下など簡単にあしらえることも知っているだろう…

まあいないよりということだろう。

なんとかしてほしいなら、直接親父にいいな。

なんかいい案を出してくれっかも知れねえぞ」



そうだ!!その手があった。

私は名案だと、すぐに携帯を手にして父に電話をかけた。