息苦しくなったゆのが俺のコートに手を…。
そっと唇を離すと、
「ッ?!!!////」
蕩けた表情のゆのが!!
ヤバい!!
完全にアウト!!
理性の壁を一瞬で崩す『女』の顏。
今すぐ押し倒したい衝動をグッと堪え
俺は家路を急いだ。
俺とのキスに酔いしれたのか、
着物の帯が苦しいのか、
車のエアコンが効き過ぎなのか。
ゆのは胸元を押さえ
もう片方の手を頬に添え、無言のまま。
「ゆの、気分が悪いのか?」
「えっ?…いえ、大丈夫ですけど」
「そうか?」
「はい」
大丈夫ならいいんだが…。
深夜の国道を自宅へと車を走らせた。
深夜2時を過ぎた頃、自宅に到着。
俺はゆのの手を掴んで、
薄明かりの中、離れへと…。



