志帆ちゃん達は片付けが終わるや否や、脱兎の勢いで帰って行った。
2階のリビングで暫し呆然としていると、
「小町、風呂に入るか?」
「あっ、そうだね。長い時間屋外に居たから、髪が少しバサバサしててちょっと気持ち悪いかも」
「髪より、身体だろ」
「え?」
「外にずっと居たから、冷えてんじゃないのか?さっき抱き締めた時、頬がかなり冷たかったぞ」
「…………そう?」
「直ぐに湯張りするから、お茶でも飲んでろ」
「………ん」
今夜はここに泊まる予定。
大和が飲酒してるのもあるし、妊娠の報告もしたくて、大和と昨日のうちに相談して決めた。
明日は、大和は公休日で私は有給休暇を取ってある。
こんな風に休みが重なる事は滅多にない。
先にお風呂に入らせて貰った。
だって、肌の手入れをしたり髪を乾かしたり。
女性はお風呂から出た後にする事が多いもんね。
肌の手入れを施し、長い髪を乾かしていると。
「早いね」
「そうか?」
大和がお風呂から出て来た。



