Special Edition



4人とも腰を下ろして、早々と飲み物をチョイス。


「大和はビールか?」

「あっ、はい」

「志帆もビールでいいか?」

「うん。先輩もビールにします~?」

「あっ、私は「小町はオレンジジュースな」

「……………はい」


缶ビールを手にした志帆ちゃんが、大和の言葉で絶句してる。

今から乾杯して盛り上がろうというのに、彼の言動1つ1つが鋭い棘のようで場の空気が痛々しくなるよ。


私はそんな空気を和まそうと、


「あぁ~喉乾いたぁ。早く乾杯しましょうよ~!」


さり気なく皆川さんに合図を送る。

こうでもしなきゃ、志帆ちゃんがブチ切れそうだもん。


「ヨシ、それじゃあ、日頃の疲れを満開の桜で癒すとしよう!乾ぱぁ~い♪」

「「「乾ぱぁ~~~いっ!!」」」


一先ずお料理でも口にして、気分を盛り上げないと。


私は取り皿に適当に取り分け、大和と皆川さんに手渡す。


「志帆ちゃん、叔父様の海老真薯は絶品だよ?!」

「えっ、ホントですか~?」


海老好きの志帆ちゃんの為に、取り皿に海老真薯を乗せてあげると、