Special Edition



それからは、俺と聡は仕事の話も加えながら酒を酌み交わし、

杏花と本田は女子トークで盛り上がり、

村岡は斗賀を幸せそうにあやしながら過ごしていた。






3時間が経った頃、急に泣き出した斗賀。

恐らく、お腹が空いて起きたのだろう。



村岡の手から斗賀を受取り、

杏花は奥のゲストルームへと向かって行った。


「本田」

「はい」

「行って来たら?」

「…………私が行っても大丈夫なんですか?」

「あぁ。今から勉強しとくといい」

「なっ?!/////」

「さなちゃん、行っておいで」

「……………はい////」


村岡のアシストもあり、本田は杏花達の元へ。



リビングに残された俺と聡。

必然的に視線が絡まる。


「余計な事はするな」

「余計だったか?本田は嬉しそうだったぞ?」

「…………」


そんな俺らのやり取りを聞きながら、

村岡は空いてる皿を片付け始めた。


キッチンに村岡が立った隙に、