杏花が出迎えで抱きついて来ると思ったので
俺は思わぬ行動に唖然としてしまった。
室内へ足を進めると、
? ? ?
何故か、部屋は薄暗く、
部屋のあちこちにキャンドルが。
不思議に思いつつ、杏花の姿を探すと、
「おっ、おかえりなさい////」
「ッ?!!」
カーテンの後ろから姿を現した杏花。
俺は杏花の姿に思わず釘づけに。
「ど、どうした?……その恰好」
「お、おかしい?////」
恥かしそうに足元を両手で隠す杏花。
「あっ、いや、おかしかないが……ってか、マジで似合いすぎてビビった」
「ッ?!////ホント?////」
「あぁ。それに、超エロい」
「ッ?!////////」
俺は杏花のもとへ歩みより、
優しく彼女を抱きしめた。
指先に伝わる滑らかな感触に
思わず顔が緩む……俺。



