その時は先の事なんて気にしてなかったのかもしれない。 ただ、京谷とこれから登下校とか普通に話せなくなるんだって一瞬の内で感じて あたしは簡単な気持ちで京谷にぬか喜びをさせてしまったのかもしれない。 「いっ…いいよ」 「え、まじで?」 思わず涙ぐみそうな京谷はあたしを抱きしめた。 抱きしめられても、まだ冷たいあたし達の体温