「今はね!
でも本当は男だし!列記とした
オ・ト・コ!」
…え、
「背小さいけど男だし!
女みたいとか言ったら許さねぇからな!」
…オトコ?
女みたいとか言ったら、許さない?
「今は165センチしかない身長も
10年後には190センチまで伸びるんだ!
腹もバキバキに割れて、二の腕もモリモリになって、
ムキムキのマッチョになるんだ!
男らしい男に、…なる、ん……
……だ!!??
あ、い、言っちゃった!
また言っちゃった!」
やっぱこの子天然だわ。
「い、今のはさすがに完璧に聞こえてたよな…?」
そう言っておさげ女子…いや、
おさげ男子が真面目男子を振り返る。
真面目男子は、不敵な笑みを浮かべていた。
「まさか恭ちゃん、狙ってた!?」
「え?何のこと?狙ってねぇよ?
お前のことだから、このまま放っておけば自分が男だって自分からバラすだろうなとか思ってなかったけど?
その秘密を握ったこの子を仲間に入れざるを得ないから放っておこうなんて企んでねぇけど?」
…思ってたんだね。企んでたんだね。
でも本当は男だし!列記とした
オ・ト・コ!」
…え、
「背小さいけど男だし!
女みたいとか言ったら許さねぇからな!」
…オトコ?
女みたいとか言ったら、許さない?
「今は165センチしかない身長も
10年後には190センチまで伸びるんだ!
腹もバキバキに割れて、二の腕もモリモリになって、
ムキムキのマッチョになるんだ!
男らしい男に、…なる、ん……
……だ!!??
あ、い、言っちゃった!
また言っちゃった!」
やっぱこの子天然だわ。
「い、今のはさすがに完璧に聞こえてたよな…?」
そう言っておさげ女子…いや、
おさげ男子が真面目男子を振り返る。
真面目男子は、不敵な笑みを浮かべていた。
「まさか恭ちゃん、狙ってた!?」
「え?何のこと?狙ってねぇよ?
お前のことだから、このまま放っておけば自分が男だって自分からバラすだろうなとか思ってなかったけど?
その秘密を握ったこの子を仲間に入れざるを得ないから放っておこうなんて企んでねぇけど?」
…思ってたんだね。企んでたんだね。
