届け!

そして、何とか出来上がったのはカレーライス。




綺麗に切られたジャガイモと、
なんかゴロゴロしてるドでかいニンジンと、
分厚い玉ねぎと、
大きさにムラのある肉。




なんだかそれぞれの性格が現れていた。




でも味はいけた。
久しぶりにみんなで食べる料理だからかもしれないけど、
美味しかった。




「あぁウマかった!」




「ま、結構いけたね。」




「素直に美味いって言えよ。」




「やっぱみんなで食べるご飯は美味しいね。」




隣に座る一琉に視線を向けられて、
笑顔と一緒にコクンと頷く。




「次はいつ全員で食えんだろーなぁ。」




「誰も厳ついオッサンと晩御飯一緒したくないよ。」




「んだとぉぉおラァァアア!」




「あ、厳ついオッサンって自分のことだってわかったんだ?」




「ぁぁあああんんんん!!?」




「ほんと、馬鹿猛は馬鹿だね。
俺が猛の肉全部食ったのにやっぱ気づいてないでしょ。」




「…んだと!?」




また始まったよ。




でも。