プルルルルル

「誰のケータイ?あ、りぃのだ。って、げ!!父様からだ…なんだろ」


『もしもーし、りおんかい?大変だ!』

「何がぁ?父様だからどおせくだらないでしょぉ」

『下らなくない!り、鈴音(りんね)(りおん母)が…』

……え……うそでしょ?!


膝ががくがく震えて座り込んだ。

「おい、どうした。りおん」

「か、かっくん。あ、あのねぇぇ母様が心臓発作で」

ピロリン

「あ、次俺だわ」

といいケータイを開けるゆーくん。

「あ、ヤベ!今日からバイトだった!ちょっと日本に返して!」

ゆーくん……空気よめやくそやろぉーが。

「りおん、そんなに可愛くいっても怖くないよ」

そこ、つっこまないでほしかったお。ことちゃん。