というわけで、ウィーンの別荘に到着。で、学校に行った。正確には行かされた。


『あれって、クスノキリオンじゃない?それにキムラカエデ、シノハラコトネ、モチヅキユウスケまでいるわ!』

『噂わ本当だったのね!天才達を見れて嬉しいわ♪』

「ねぇ、りおん。何ていってるの?」

「ことちゃんわかんないの?」

「うん。英語しかできなくて」

「あははっ、そのうち覚えるって」

「……………俺も…………」


「「「は?」」」

まさかまさかの………ゆーくんも

「ドイツ語できないの?」

「おう、英語はまぁまぁ出来る」

「あははっ、だっさー」

「え?!また、俺だけ……。りおんってばひっどっ……グスッ」

「キモいよぉ、ゆーくん。家つぶしてあげよぉか」

「おい、りおん。潰すのはやめておけ」

「潰すのだけはダメだよ!潰すのだけは」

「え?!てことは、『ウザイ』はいいの?シクシク」

「「「ウザイ(よぉ)祐介(ゆーくん)