「ほい。」

いきなり楽譜を渡された。

「じゃあ1人ずつどこまでできるかやってみよう!」

ゆーくんはしゃぎすぎ。

「じゃあ、私→祐介→楓→梨音ね」

「おk」

~♪

みんなが終わって最後に私。うう。木村楓にじろじろ見られて集中できなさそぉ。

「木村楓。あんまり、じろじろ見ないで?」

じろじろをやめてくれたのはいいけど…逆のちらちらもなぁ…。もういいや。

「りいいっきまーす」

スッ
構えたらみんなが驚いていた。
お父様やお母様によく言われる。演奏中と普段の表情と感じが違うって。

~♪~~♪♪

「あの。終わったんですけど…」

「あ、おう。」

「すげーな梨音。」

「すごいわ。さすが楠梨音ね♪」

「ありがとう。」

「「さ、さすが」」

わぁ、息ぴったし!

「じ、じゃあ合わせるか。」

「かっくん。」

「は?」

「にっくねえむってやつ。」

「かっくんゆうな」

「じゃあ、かえたん」

「ぶっ飛ばすぞ」

「ごめんにゃさぁい。」

まぁ、そのあといろいろとあったが、平和な1日だった。

次の日には…