「今のあかりは、ただ現実逃避 してるだけ。後ろを振り向いて 優太くんが走ってくるのを待ってるだけ」 気がつけば、 あたしはかのんちゃんに手を出していた。 「かのんちゃんなんて嫌い」 大事なことを伝えてくれた友達を あたしは、嫌いと言った。 最低最悪。 だけど、何かしようとは、思えない。 傷ついた顔をした友達と、 悲しくなっていた男友達を おいて、 1人、夜道を帰った。