「水城ちゃん。」
廊下にいるとき話しかけてきたのは、
「…………奏太さん…」
「あのさ、ちょっといい?」
優しいがキスを無理やりされたから
あたしは、ちょっと警戒した。
でも、大事な話しなんだよね?
「……はぃ。」
「キスしたことはさ、前言ったとおり
謝るよ。ごめんな?」
「…………っ……はぃ」
本当は、許す気持ちはこれっぽっちも
なくて、
「そっか。で、本題に入るんだけど
…………………オレさ、
ほんとに水城ちゃんのこと好きなんだよね………?
付き合おうぜ?」
「…………」
「オレ、絶対泣かしたりなんかしねぇ。
絶対大切にするから
…………だから、あかり、
オレを選んでよ」
「…………」
……………確かに。
奏太さんは、優しいと思う。
キスだって、あたしを好きでいてくれたっていうことだと思う。
奏太さんと付き合ったら
楽なんだと思う─…………。

