涙ペットボトル



優太くんはカバンから何かを取り出した。

イヤホンだ。

iPodにつなげて何かを聴き始めた。

「何聴いてるの?」

「聴く?」

そう言うと優太くんはあたしの耳に
イヤホンをあてた。

ドキッてなる───。

「────あっ!」

あたしの好きな曲だ────。

「優太くんはこの曲が好きなの?」