しばらくして注文が届いた
「あ、注文来たー」「わぁ、美味しそ~!」
子供みたいに二人ではしゃいで食べている
私と…目の前の人はちょっと小さめのレモンパイにフォークを刺す
酸っぱいけれど、ほんのり甘いレモンの味が口いっぱいに広がる
「うまっ!何コレ、はじめて食った」「…美味しい」
ゆっくり、レモンの味をかみしめるように私は食べ進めた
「朱莉、レモンパイ作るのうまいよね」
私の一番の得意料理はレモンパイ
「…普通だよ」「マジで!?今度食ってみたい!」
『朱莉作るのうまいなー!』
初めて作ったレモンパイ、あの人が大好きな…
いや、やめよう
もう思い出さないって決めたんだから
「朱莉?」「…ごめん、先帰るね」「えっ!?朱莉!?」
慌てている優佳を背に私は店を出た
「あ、注文来たー」「わぁ、美味しそ~!」
子供みたいに二人ではしゃいで食べている
私と…目の前の人はちょっと小さめのレモンパイにフォークを刺す
酸っぱいけれど、ほんのり甘いレモンの味が口いっぱいに広がる
「うまっ!何コレ、はじめて食った」「…美味しい」
ゆっくり、レモンの味をかみしめるように私は食べ進めた
「朱莉、レモンパイ作るのうまいよね」
私の一番の得意料理はレモンパイ
「…普通だよ」「マジで!?今度食ってみたい!」
『朱莉作るのうまいなー!』
初めて作ったレモンパイ、あの人が大好きな…
いや、やめよう
もう思い出さないって決めたんだから
「朱莉?」「…ごめん、先帰るね」「えっ!?朱莉!?」
慌てている優佳を背に私は店を出た
