何故か冷静な自分がいた そして、裕也のときと同じような調子で 「いえ、いいんです 私は、ご飯要らないです どうぞお食べください」 「…桃…花…?」 隼人君の声を無視して立って部屋へ 走って行った。隼人君が追いかけてきたから 鍵を全部閉めて、カバンを持った 自分のだけ。 柏葉家に頂いたものは置いていく。