なんだか急に怖くなってきた。


辺りをキョロキョロ見ると、


「あっ!」


草原の奥の方に街らしき光が見えた。






そこへ向かおう。
きっと人がいるはず。





自分が何者かわからなくても、今物凄い空腹に襲われているのはわかるから…。


街の方向に向かって歩き出した。