月へ行こう!


「えええーーーー!村を出るぅ!?」

キッカたちが叫んだ。



「うん、少し前から考えてたんだ。」

「でも…。」


「私はやっぱり自分の記憶を探すために旅に出ようと思う。」


「ツキ、ずっとこの村にいていいんたぜ?」


「ありがとう、キッカ。」


「ツキの気持ちはわかりました。」
今まで黙っていたマーサが口を開いた。