無理矢理、目をこじ開ける。


私は視界は涙のせいでぶれていて、しっかり見えなかった。


誰もいない教室に、自分の頭を抱えながら涙をたらす自分がバカみたい。


…もう、昔の事なのに。


もう、いい加減に忘れなきゃいけないのに。


未だに引きずってる自分が馬鹿馬鹿しい。


今起きた訳でへない。


忘れなきゃ、ね。


窓から外をみると、もう日はくれかけてた。


もうサッカー部は終わっただろうか。


まぁ、終わってなくても裏庭に行こう。



…ここには、いたくない。