蒼志side
今日
変な女にあった。
名前は桐生美優
美形なのは一目瞭然だ
ちょっと口悪いが・・・
「ミユウちゃんか・・・おもしろい子だねぇ」
「けっ!あの女、俺のことばかにしやがって・・・」
「・・・おもしろかったよ・・・」
「っ!・・・てめぇ・・・ルキ・・・」
「なんなんだよ!?あの女!!俺、顔に出してたか!?」
「・・・いや・・・」
・・・確かに・・・
あの女
ヒナタの顔がヒドイって言ったな・・・
ヒナタの女嫌いは
この中でもトップだ。
理由は聞かねえが
きっと過去に何かあったんだろう・・・
でもヒナタは
顔に出さないように
我慢してた
それを
あいつは一目で見抜いた。
「あのさぁ・・・さっきからあの女、あの女ってどうかと思うよ?」
確かに
せっかく名前教わったんだし・・・
「提案。あいつ、仲間にしよう」
「あはは。いうと思った」
「俺様は構わないぞ」
「素直に気に入ったって言えば?」
「う・・・うるせぇ・・・き・・・気に入ったんだよ!!」


