素直に・・・

『アハハ・・・そうだったんだ~
 それはちょっと嬉しいかも。
 だって、俺のこと見ててくれたって事でしょ?』

驚いていた太田さんは、急に笑顔になり話し出した。

『うん・・・』

きちんと座りなおし

『改めて言うね。
 俺と付き合ってください。』

『はい、よろしくお願いします。』

お互い見つめあいながら、噴出してしまった。



そして、晴香から聞いた元気のなかった理由を聞いた。
私の事で悩んでたのかと思ったら・・・

風邪を引いてたらしく、体調が悪かったみたい。
それでも仕事は休めないから、無理しても行ってたって。
だったら、仕事がはかどらないのも分かる。

『少し痩せた??』

って聞いてみると

『そうなんだよね~
 何も食べたくなくて・・・』

『言ってくれれば、おかゆくらい作ったのに~』

『そりゃ~言いたかったよ!
 でもずっと避けてたでしょ~俺のこと!』

『・・・・』


そう言われると言葉が出なかった。