ガーンっ
大きな音がした
それはこいつが壁を殴る音

「なら教えてあげるよ」

ニヤニヤしながら
あたしの髪を触る

「神宮真吾。覚えてくれると嬉しいなぁ」

きいたことない名前

「どこの総長だよ」

「それは秘密」